芒種(ぼうしゅ)は、二十四節気の1つで、暦の上では夏至の次の節気にあたり、2023年は6月6日から始まります。芒種とは、稲の芒が出てくる季節という意味で、これまで育てた稲の水田に稲の芽が顔を出す時期でもあります。
芒種を迎えると、暑さは一層厳しく感じるようになり、水の必要性も高まります。農家では、水田の管理が重要になってきます。水をやりすぎると、稲の根が腐ってしまう恐れがあるため、土壌の水分状況を適切にコントロールする必要があります。
また、芒種には、太陽が一年で最も北上した日が含まれています。この日を「夏至」といいますが、2023年は6月21日になります。夏至の日は、太陽が昇っている時間が最も長くなるため、「一年で最も昼が長い日」とも呼ばれます。
芒種は、稲の育成にとって重要な節気であり、田植えから稲刈りまでの作業スケジュールを決める上でも大切な時期です。農家にとっては、この時期に水田の管理をしっかりと行い、稲の育成を進めていくことが求められます。
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